こちらの記事で追加情報として記載したProfessor’s RSAから早速メールが届きました。日曜日にも関わらず、デモユーザのリクエストフォームを入力してから30分以内に届きました。
どうやら、2日間お試しでアクセスができるようです。早速試してみたいと思います。2日間しかないので、試される場合は週末の始めに合わせると良いと思います。会社はアメリカとインドにあるようですが、Linkdinを見る限り社員は殆どインドの方のようです。
ログオンマニュアル
SAPにログオンするためのガイド(マニュアル)はこちらになります。英語ですが分かりやすい手順となっています。
https://www.linkedin.com/pulse/accessing-sap-s4hana-2023-fully-activated-appliance-hosted-bgeoc/
アクセス方法
アクセス方法は、SAPGUI(Windows/Mac)、Fiori、WEBGUIの3つが用意されています。FioriとWEBGUIは何のインストールもいらないので、非常に簡単ですね。
Fiori/WEBGUIでのアクセス
Fioriでのアクセスは、メールで受け取ったIDとパスワードを入力だ消すので非常にシンプルです。言語は日本語を選択することも可能なので、痒いところに手が届いています(私は英語推進派なので、このまま英語でログインします)。
無事ログインすることができました。
DB管理画面も開けます。いいぞ。
WEBGUIでアクセスした時の画面はこちらになります。
SAPGUIでのアクセス
SAPGUIでのアクセス画面はこちらです。SAPGUIのインストーラの入手からインストールと接続方法まで、マニュアルを見れば誰でも設定できるレベルなので、ここでは取り上げません。
どうやら、あらゆるトランザクションを実行できそうです。Basisとしても、これ以上ない検証環境だと思います。
総括
結論、コスパと自由度に優れた素晴らしい検証環境です。
大きな声では言えませんが、少なくとも私のデモユーザーにはSAP_ALLが付いてしまっています。SU01で有効期限が設定されているのですが、自分で変更できてしまうほど緩いので倫理が問われるところです。
コストとしてS/4HANAでは月に50USD掛かりますが、自分でS/4HANAのTrial版をインストールするとしてもクラウドの利用料金が結局かかってしまいますので、こちらの方が安く済むと思われます。契約の自動更新はされるようですので、利用しなくなった場合の管理者への連絡は忘れないようにしてください。
正直なところ現時点でユーザー数が多いとは思えないので、採算が取れているかは心配になっています。SAPの検証環境が欲しい方は、今の内に試されるのが良いかもしれません。
私もお試して登録したばかりですので、何か重要な情報が見つかりましたら、こちらのブログかXでコメントいただけますと幸いです。