こちらの記事でも紹介しているSAP Certified Associate – Database Administrator – SAP HANA 取得のロードマップの記事になります。2024年6月1日時点で私はまだ最新のこの試験を受けていないので、その視点での記事という解釈でお願いします。
概要:SAP Certified Associate – Database Administrator – SAP HANA
まずは概要です。公式ページのOverviewにも書いてある通り、純粋なSAP HANAの技術を問う試験問題ではなく、SAP HANA Cloudの技術や操作を問う問題が出されるようです。
- 資格コード: C_DBADM_2404
- 説明: SAP HANA CloudおよびSAP HANAのデータベース管理者として必要なデータベース管理スキルを備えていることを証明します。
- 問題数: 80問
- 試験時間: 180分
- 合格基準: 69%
- 試験範囲: バックアップとリカバリ: 11% – 20%、 データベース管理: 11% – 20%、 データベースセキュリティ: 11% – 20%、 モニタリングとトラブルシューティング: 11% – 20%、 SAP HANAのプロビジョニング: 11% – 20%、 SAP HANAのアーキテクチャ: 11% – 20%、 ユーザー管理: 11% – 20%
- 公式Webサイト: https://learning.sap.com/certification/sap-certified-associate-database-administrator-sap-hana
試験の学習コンテンツ
「SAP Certified Associate – Database Administrator – SAP HANA」を学習するためのコンテンツは、有料のSAP Learning Hub…ではなくて、無料の学習コンテンツLearning Journeysが用意されています。
こちらの3つのコンテンツが用意されています。基本的には公式のMaster Guideをもっと分かりやすく、学習コンテンツにしたようなものとなっています。
1 – Migrating SAP HANA to SAP HANA Cloud
2 – Provisioning and Administering Databases in SAP HANA Cloud
3 – Installing and Administering SAP HANA
こちらのコンテンツとLearning Journeysについては、こちらの記事をご参考ください。
サンプル問題
サンプル問題は、公式ページの「View sample questions」のリンクをクリックすることで試すことができます。
リンクを押すと、こちらのページが表示されます。「Continue」を押せば10個の問題に挑戦することができます。全ての問題を解き終わり「Submit」ボタンをクリックすると、正答率と誤った解答の正答が表示されます。回答をスキップした問題の正答は表示されませんので、全ての正答を表示させたい場合は、わざと全て間違えると良いでしょう。
試験問題の考察
Learning Journeysのコンテンツとその中のクイズ、サンプル問題を全て解いてみた感想ですが、おそらくLearning Journeysに書かれているポイントを全て押さえておけば、試験をパスすることができると思われます。(違ったらゴメンなさい)
では簡単か?というと、トータルで50時間分の学習コンテンツなので、そこから更に試験対策をしようとなると、それなりの苦労は要すると考えられます。
私もこれから自己学習用に暗記カード的なものを作ってブログで公開していきたいと思いますので、これから学習される方の参考になればと思います。なお、試験をパスした後も試験内容を公開するようなことはございません。