SAPのアーキテクチャを説明するために、ダイアグラム図を作成することがあると思います。その際にベンダー純正のアイコンを使うとカッコよくなりますので、画像(SVG)の入手方法とダイアグラム図の簡単な作成方法を説明します。
SAP ダイアグラム図用のアイコン入手方法
SAP ダイアグラム図用のアイコンは、SAP公式のGithubサイトから入手できます。
https://sap.github.io/btp-solution-diagrams
![スクリーンショット 2024-04-27 22.32.45.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com%2F0%2F1181562%2F817ad08e-8bd5-2599-84d0-903b949cd474.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=84e3b8ec14b3275aa4f5c00f5fa5bc26)
最初にガイドラインを読んでください。
https://qiita.com/embed-contents/link-card#qiita-embed-content__a3b1fc75ca74d38bcaabc4567fe604c4
![スクリーンショット 2024-04-27 22.35.25.png](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com%2F0%2F1181562%2F7d9fb4be-e6cd-6f2b-22b2-36620b69f412.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=50dac2c42320f6873df5af9990839ed1)
アイコンのダウンロード先リンクはこちらになります。
https://github.com/SAP/btp-solution-diagrams/tree/main/assets/shape-libraries-and-editable-presets/draw.io
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-1024x656.png)
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-1-1024x663.png)
各アイコン群を開いて一つ一つダウンロードする方法もありますが、
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-2-1024x565.png)
面倒なので、<>Code -> <>Code -> Download ZIP の順にクリックして、一括ダウンロードしてしまった方が楽そうです。
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-3-1024x642.png)
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-4-1024x640.png)
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-5-1024x711.png)
ダイアグラムエディター drawio
ダウンロードできるのはアイコンだけでなく、ダイアグラムエディターのdrawioも入手することができます。Visioを用意する必要がないのは嬉しいですね。
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-6-1024x623.png)
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-7-1024x614.png)
drawioをインストールして起動後、ファイル -> ライブラリを開く の順に開きます。
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-8-1024x594.png)
ダウンロードした任意のアイコン群を開きます。
https://github.com/SAP/btp-solution-diagrams/tree/main/assets/shape-libraries-and-editable-presets/draw.io
SAPのアイコンを選択できるようになりました。あとはドラッグ&ドロップするだけです。
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-9-1024x586.png)
drawioはAzure、AWS、GCPなどのアイコンが最初から用意されています。「+その他の図形」をクリックし、
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-10-1024x587.png)
任意のアイコン群にチェックを入れて「適用」ボタンをクリックします。
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-11-1024x658.png)
Azureのアイコンを利用できるようになりました。
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-12-1024x581.png)
PowerPointでの利用
ダイアグラムエディターではなくPowerPointでアイコンを利用したい場合もあると思います。SVGファイルも個別に用意されているので、PowerPointの画像を挿入で読み込むこともできますが面倒です。
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-13-1024x637.png)
PowerPointで利用するなら、こちらのリンクをクリックして、全てのSAPのアイコンが用意されたPowerPointのテンプレートをダウンロードしましょう。
https://d.dam.sap.com/a/e7KMGSu?rc=10
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-14-1024x653.png)
ダウンロードしたファイルを開くと、このようなメッセージが表示されます。「制限されているフォントを削除」を選択で良いと思います。「読み取り専用として開く」を選択してから「テンプレートから新規作成」を選択しても同じでした。
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-15-1024x579.png)
PowerPointのファイルを開くと、SAP BTP用の全てのアイコンが複数ページに用意されていることがわかります。新規スライドを作成して、これらのアイコンをコピー&ペーストしてダイアグラム図を作成してください。
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-16-1024x586.png)
こちらはサンプルで用意されたダイアグラム図ですが、このようなカッコいい図を書けると良いですね。
![](https://infotechlife.net/wp-content/uploads/2024/05/image-17-1024x495.png)