目次
まえがき
こちらは筆者が「SAP on Azure」の自己学習に作成したオリジナル問題集になります。以下の学習コンテンツを参照していますが、Azure資格試験問題とは関係がありませんのでご注意ください。
参照元:Microsoft Learn – Azure 上の SAP ワークロードのバックアップと復元を実行する
URL:https://learn.microsoft.com/ja-jp/training/modules/perform-backups-restores/
回答と解説は試行錯誤した結果、解説だけを先に読んだ方が記憶に定着しやすいため、回答のみ白字にしています。PCでは空白部分を選択すると反転して読むことができますが、iPhone含むスマホでは反転表示に対応していません。ただし、基本的に解説から回答を読み取ることができます。
回答内容の詳細な確認は、参照元をご確認ください。一部参照元だけでは情報が足りない問題がある場合がありますので、その場合は解説にリンクを貼り付けています。
問題集
Azure 仮想マシンのバックアップと復元を確認する
- 質問: Azure VMがAzure Marketplaceのイメージから作成された場合、何が自動的に行われますか?
- 選択肢:
A) VMエージェントの手動インストールが必要
B) バックアップ拡張機能が自動インストールされる
C) VMエージェントが自動的に実行される
D) 特別な設定は不要 - 回答: C) VMエージェントが自動的に実行される
- 解説: Azure Marketplaceのイメージから作成されたVMでは、VMエージェントが自動的に実行されるため、ユーザーは手動でインストールする必要がありません。
- 選択肢:
- 質問: カスタムVMを作成する場合、何をしなければならないか?
- 選択肢:
A) バックアップを手動で有効にする
B) VMエージェントを手動でインストールする
C) Recovery Servicesコンテナーを設定する
D) Azure portalからバックアップを行う - 回答: B) VMエージェントを手動でインストールする
- 解説: カスタムVMやオンプレミスから移行したマシンでは、VMエージェントが自動的にインストールされないため、手動でのインストールが必要になります。
- 選択肢:
- 質問: Azure VMのバックアップを設定するために使用できる方法はどれですか?(回答は2つ)
- 選択肢:
A) Azure PortalのVM設定から直接
B) Windowsバックアップを使用
C) 電話サポートを利用して
D) Recovery Servicesコンテナーを使用 - 回答: A) Azure PortalのVM設定から直接、D) Recovery Servicesコンテナーを使用
- 解説: Azure VMは、Azure PortalのVM設定から直接、またはRecovery Servicesコンテナーを使用して複数のVMのバックアップを設定することができます。これにより、個別または一括でバックアッププロセスを管理することが可能です。
- 選択肢:
Azure Linux 仮想マシンのアプリケーション整合性バックアップを確認する
- 質問: Linux VMのバックアップ時にアプリケーションの整合性を保証するために必要な手順は何ですか?
- 選択肢:
A) 事前スクリプトと事後スクリプトの実行
B) VSSの使用
C) 手動でのデータベース停止
D) VMの即時シャットダウン - 回答: A) 事前スクリプトと事後スクリプトの実行
- 解説: Linux VMでは、アプリケーションの整合性を保証するために事前スクリプトと事後スクリプトを使用します。これらのスクリプトは、バックアップ前後に特定のアクションを自動化して、データの整合性を保持します。
- 選択肢:
- 質問: Linux VMのバックアップスクリプトの設定ファイルはどのディレクトリに配置されますか?
- 選択肢:
A) /etc/azure
B) /usr/local/bin
C) /vmbackup/config
D) /etc/vmware-tools - 回答: A) /etc/azure ディレクトリ
- 解説: Linux VMでは、バックアップスクリプトの設定ファイル「VMSnapshotScriptPluginConfig.json」は「/etc/azure」ディレクトリに配置されます。このディレクトリが存在しない場合は、作成する必要があります。
- 選択肢:
- 質問: Linux VMのバックアップスクリプトの設定ファイルへのアクセスは、どのユーザに対して許可するべきですか?
- 選択肢:
A) rootユーザのみ
B) システムユーザのみ
C) rootユーザとシステムユーザ
D) rootユーザとシステムユーザと一般ユーザ - 回答:A) rootユーザのみ
- 解説: 事前スクリプトと事後スクリプトのフレームワークは”root”ユーザのみアクセスできるように設定してください。要件が満たされない場合、システムクラッシュやバックアップの不整合が発生する可能性があります。
- 選択肢:
アプリケーションのバックアップを確認する
- 質問: Azure Backupを使用してVMをバックアップする際、何によってネットワークの消費が増加する可能性がありますか?
- 選択肢:
A) データの圧縮
B) 大量のデータ転送
C) 高頻度のバックアップ
D) 長時間のVM稼働 - 回答: A) データの圧縮
- 解説: データの圧縮は、CPU使用率を増加させることがあり、それによってSAPワークロードのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。また、圧縮により一時的にネットワークの消費が増えることがあります。
- 選択肢:
- 質問: Azure VMのバックアップから復元されたVMに必要なものは何ですか?
- 選択肢:
A) 新しいオペレーティングシステム
B) 新しいSAPライセンスキー
C) 古いデータの削除
D) 追加のストレージスペース - 回答: B) 新しいSAPライセンスキー
- 解説: VMバックアップからの復元では、VM IDが保持されず復元されたVMが新しいものと見なされるため、新しいSAPライセンスキーのインストールが必要になります。
- 選択肢:
- 質問: Azure Backupでバックアップ後に自動的に実行されるプロセスは何ですか?
- 選択肢:
A) データの暗号化
B) スナップショットの削除
C) ソフトウェアのアップデート
D) ネットワークのテスト - 回答: B) スナップショットの削除
- 解説: Azure Backupでバックアップが完了すると、データが安全にコンテナーに転送された後、取得されたスナップショットは自動的に削除されます。これにより、不要なストレージ使用を削減し、システムを整理します。
- 選択肢:
- 質問: Windows VMでAzure Backupが取得するバックアップタイプは何ですか?
- 選択肢:
A) VSSコピーのみ
B) 完全VSSバックアップ
C) ファイル整合性バックアップ
D) アプリ整合性スナップショット - 回答: B) 完全VSSバックアップ
- 解説: Azure BackupはWindows VMの場合、デフォルトで完全VSSバックアップを取得します。これにより、VMのディスク全体が一貫性を持って保存され、復元時にアプリケーションの整合性が保たれます。
- 選択肢:
- 質問: Linux VMのバックアップを取得する際にカスタマイズ可能なスクリプトの種類は何ですか?
- 選択肢:
A) 事前スクリプトおよび事後スクリプト
B) 自動実行スクリプト
C) ネットワーク設定スクリプト
D) セキュリティ強化スクリプト - 回答: A) 事前スクリプトおよび事後スクリプト
- 解説: Linux VMでは、アプリケーション整合性を確保するために、ユーザーがカスタマイズ可能な事前スクリプトおよび事後スクリプトを設定することができます。これらのスクリプトは、バックアップ取得前後に特定のアクションを実行して、データ整合性を保証します。
- 選択肢:
データベース バックアップを確認する
- 質問: Azure VMベースのDBMSで実施されるべきバックアップの種類として正しくないものはどれですか?
- 選択肢:
A) 完全バックアップ
B) 差分バックアップ
C) トランザクションログのバックアップ
D) イメージバックアップ - 回答: D) ステートレスバックアップ
- 解説: Azure VMベースのDBMSでは、完全バックアップ、差分バックアップ、トランザクションログのバックアップが必要ですが、イメージバックアップはDBMSのバックアップ戦略に含まれません。
- 選択肢:
- 質問: ストレージスナップショットを利用するバックアップの主な利点は何ですか?
- 選択肢:
A) トランザクションログの削除
B) ロールフォワードの高速化
C) セキュリティ強化
D) データ圧縮 - 回答: B) ロールフォワードの高速化
- 解説: ストレージスナップショットを利用することで、データベースのロールフォワードイメージが速やかに提供され、復旧プロセスが迅速化されます。
- 選択肢:
- 質問: SAPアプリケーションをバックアップする際に推奨されるタイミングはいつですか?
- 選択肢:
A) 日常的な業務後
B) サポートパック適用前
C) データ移行後
D) システムアップグレード後 - 回答: B) サポートパック適用前
- 解説: SAPアプリケーションでは、サポートパックやアップグレードを適用する前にバックアップを取ることがベストプラクティスとされています。これにより、万が一の問題が発生した場合に備えてデータを保護できます。
- 選択肢:
SAP HANA のバックアップを確認する
- 質問: Azure VM上のSAP HANAをバックアップする際、それ自体にファイルシステム整合性を保証しないバックアップ方法はどれですか?
- 選択肢:
A) Azure Linux VMのファイルシステムバックアップ
B) Azure Storage Blobスナップショット
C) トランザクションログのバックアップ
D) VMレベルのストレージスナップショット - 回答: B) Azure Storage Blobスナップショット
- 解説: Azure Storage Blobスナップショットは、ファイルシステムの整合性を自動的に保証しないため、適切な事前処理と事後処理が必要です。
- 選択肢:
- 質問: SAP HANAのデータボリュームをバックアップする際に重要な操作は何ですか?
- 選択肢:
A) VMを再起動する
B) I/Oの整合性を保証する
C) ネットワーク設定を更新する
D) OSをアップグレードする - 回答: B) I/Oの整合性を保証する
- 解説: SAP HANAのデータボリュームをバックアップする際には、ストレージシステムでI/Oの整合性を保証することが重要です。これにより、データの一貫性が確保されます。
- 選択肢:
- 質問: SAP HANAのバックアップを取る前に、ファイルシステムを安定させる方法は何ですか?
- 選択肢:
A) データベースを圧縮する
B) ファイルシステムをフリーズする
C) ユーザーアクセスを制限する
D) ディスクのデフラグを行う - 回答: B) ファイルシステムをフリーズする
- 解説: XFSファイルシステムなどでは、バックアップを取る前に
xfs_freeze
を使用してファイルシステムをフリーズすることで、その状態を安定させ、整合性を保ちます。
- 選択肢:
- 質問: バックアップ時にSAP HANAをシャットダウンすることで達成できることは何ですか?
- 選択肢:
A) データベースのパフォーマンスを向上させる
B) データベースのセキュリティを強化する
C) バックアップのファイルシステム整合性を保証する
D) ストレージコストを削減する - 回答: C) バックアップのファイルシステム整合性を保証する
- 解説: 特に運用システムでは実用的ではありませんが、デモや開発システムでは、SAP HANAをシャットダウンすることで、バックアップ時のファイルシステム整合性を容易に保証できます。
- 選択肢:
SAP HANA のバックアップのスケジュール戦略を実装する
- 質問: SAP HANAの一般的なバックアップ戦略で推奨される頻度で完全データバックアップを行うべきですか?
- 選択肢:
A) 毎日
B) 毎週
C) 毎月
D) 年に一度 - 回答: B) 毎週
- 解説: SAP HANAの管理ガイドでは、データの安全を確保するために週に一度の完全データバックアップを推奨しています。差分バックアップ、増分バックアップ、ログバックアップと併せて利用することにより、万が一のデータ損失が発生した場合でも、最近のデータまで回復が可能です。
- 選択肢:
- 質問: データベースのどのタイプのバックアップが毎日行われることが推奨されますか?
- 選択肢:
A) 完全バックアップ
B) 増分バックアップ
C) 差分バックアップ
D) ストレージスナップショット - 回答: D) ストレージスナップショット
- 解説: 日常的に行われるストレージスナップショットは、データの急な変更や障害に迅速に対応できるようにするため、毎日のバックアップ戦略として推奨されます。
- 選択肢:
- 質問: SAP HANAのバックアップにおいて、ハウスキーピングが推奨される理由は何ですか?
- 選択肢:
A) ストレージコストの削減
B) パフォーマンス向上
C) データ整合性の確保
D) バックアップカタログの無限の増大を防ぐため - 回答: D) バックアップカタログの無限の増大を防ぐため
- 解説: バックアップの回数が増えると、バックアップカタログが大きくなりすぎることがあるため、古いバックアップデータの削除や整理を行うハウスキーピングが重要です。これにより、管理が容易になり、必要なデータのみが保持されます。
- 選択肢:
- 質問: SAP HANAのバックアップデータを暗号化する方法は何ですか?
- 選択肢:
A) データベース内で直接設定する
B) バックアップソフトウェアで設定する
C) サードパーティ製ソリューションを使用する
D) すべてのディスクを物理的にロックする - 回答: C) サードパーティ製ソリューションを使用する
- 解説: SAP HANAではデータとログの暗号化を行うことができますが、バックアップ自体の暗号化はHANAの機能外です。これを行うためにはサードパーティ製の暗号化ソリューションを使用する必要があります。
- 選択肢:
- 質問: Azure VM上のSAP HANAバックアップを格納する際、暗号化された状態で保持する方法は何ですか?
- 選択肢:
A) 専用のデータディスクに保存後、ディスクを暗号化する
B) バックアップファイルシステム全体を暗号化する
C) ストレージアカウントを暗号化する
D) バックアップサーバーにVPNを設定する - 回答: A) 専用のデータディスクに保存後、ディスクを暗号化する
- 解説: Azureでは、VMに接続されたデータディスクにSAP HANAのバックアップを格納し、その後、ディスクの暗号化を行うことができます。これにより、格納されたバックアップデータのセキュリティが向上します。
- 選択肢:
SAP HANA のファイルレベルのバックアップを確認する
- 質問: Azure Backup サービスでSAP HANAのバックアップを行う際、主にどのような方式が用いられますか?
- 選択肢:
A) ローカルストレージへの直接コピー
B) Azure Recovery Services コンテナーへのストリーミング
C) ファイル共有への直接書き込み
D) 外部ドライブへのバックアップ - 回答: B) Azure Recovery Services コンテナーへのストリーミング
- 解説: SAP HANAのバックアップは、Backintを介してAzure Recovery Services コンテナーへストリーミングされます。この方法は、データを直接Azure Storage Blobに転送することで効率的なバックアップを実現します。
- 選択肢:
- 質問: Backintコンポーネントの機能は何ですか?
- 選択肢:
A) データベースの暗号化
B) データベースの圧縮
C) ストレージとの間でデータを中継する
D) バックアップデータの復元 - 回答: C) ストレージとの間でデータを中継する
- 解説: Backintコンポーネントは、データベースファイルとAzure Backup サービス間のデータ転送を効率化するために、パイプの役割を果たします。これにより、データベースのバックアップと復元がスムーズに行われます。
- 選択肢:
- 質問: SAP HANAバックアップ時にストリーミングデータの信頼性を確保するためにAzure Backupサービスが使用する技術は何ですか?
- 選択肢:
A) 圧縮アルゴリズム
B) チェックサム
C) ファイル同期
D) ブロックレベルコピー - 回答: B) チェックサム
- 解説: Azure Backupサービスでは、SAP HANAのバックアップデータをAzure Recovery Services コンテナーに安全に転送するためにチェックサムを使用し、データの完全性を保証します。
- 選択肢:
- 質問: SAP HANAバックアップと復元のパフォーマンスを測定する際に重要なのは何ですか?
- 選択肢:
A) ディスクの読み取り速度
B) CPU使用率
C) メモリ使用量
D) ネットワークパフォーマンス - 回答: A) ディスクの読み取り速度
- 解説: SAP HANAバックアップのパフォーマンスを正確に把握するためには、ディスクの読み取り速度とネットワークパフォーマンスを把握する必要があります。
- 選択肢:
- 質問: SAP HANAのファイルベースのバックアップを実行する際、バックアップファイルが書き込まれる先として指定するのは何ですか?
- 選択肢:
A) ローカルディスク
B) ネットワークドライブ
C) ファイルシステムのパス
D) データベース内部ストレージ - 回答: C) ファイルシステムのパス
- 解説: SAP HANAのファイルベースのバックアップでは、SAP HANAによってバックアップファイルが書き込まれるファイルシステムのパスを指定する必要があります。これにより、指定された場所にデータが保存されます。
- 選択肢:
- 質問: Azure VMにおけるデータディスク数の制限に対処するために何が必要ですか?(回答は2つ)
- 選択肢:
A) ストレージのアップグレード
B) ディスクの圧縮
C) ソフトウェアのストライピング
D) Azure Blob Storage - 回答: C) ソフトウェアのストライピング、D) Azure Blob Storage
- 解説: データディスクの数に制限がある場合、VMのファイルシステムにSAP HANAのバックアップファイルを格納する容量が不足することがあります。この問題を解決するために、複数のデータディスク間でソフトウェアのストライピングが必要になる場合があります。また、合計容量に自由度の高いオプションとしてAzure Blob Storageがあります。
- 選択肢:
- 質問: SAP HANA のバックアップをgeoレプリケートされたストレージアカウントに格納する利点は何ですか?
- 選択肢:
A) コスト削減
B) パフォーマンス向上
C) データ復旧の強化
D) 自動データ削除 - 回答: C) データ復旧の強化
- 解説: geoレプリケートされたストレージアカウントを使用することで、地理的に分散した複数の場所にデータが保存されるため、一か所で問題が発生しても他の場所からデータを復旧できる可能性が高まります。これにより、データの耐久性と回復力が向上します。
- 選択肢:
- 質問: Azure Backup エージェントはどのOSでサポートされていますか?
- 選択肢:
A) Linuxのみ
B) Windowsのみ
C) macOSのみ
D) すべてのOS - 回答: B) Windowsのみ
- 解説: Azure Backup エージェントはWindowsでのみサポートされており、ファイルやディレクトリのバックアップを効率的に管理するために使用されます。Linuxシステムでは他の手法を検討する必要があります。
- 選択肢:
SAP HANA のスナップショット ベース バックアップを作成する
- 質問: SAP HANA 2.0 SPS03以前でサポートされているストレージスナップショットはどのタイプのシステムに限定されますか?
- 選択肢:
A) 単一テナントシステム
B) 多テナントシステム
C) 分散システム
D) クラウドシステム - 回答: A) 単一テナントシステム
- 解説: SAP HANA 2.0 SPS03以前では単一コンテナーシステムでのみストレージスナップショットがサポートされており、複数のテナントを持つシステムではサポートされていません。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/sap/large-instances/hana-backup-restore
- 選択肢:
- 質問: ストレージスナップショットを実行する前に、SAP HANAがどのモードにある必要がありますか?
- 選択肢:
A) メンテナンスモード
B) スナップショット準備モード
C) 安全モード
D) パフォーマンスモード - 回答: B) スナップショット準備モード
- 解説: ストレージスナップショットを実行する前に、SAP HANAはスナップショット準備モードに設定されている必要があります。これは、データの整合性を保証するために必要です。
- 選択肢:
- 質問: SAP HANAスナップショットの確認に使用されるSQLステートメントは何ですか?
- 選択肢:
A) BACKUP DATA CLOSE SNAPSHOT
B) VERIFY DATA SNAPSHOT
C) CHECK DATA INTEGRITY
D) CONFIRM SNAPSHOT COMPLETION - 回答: A) BACKUP DATA CLOSE SNAPSHOT
- 解説: ストレージスナップショットが完了した後、対応するSQLステートメント「BACKUP DATA CLOSE SNAPSHOT」を実行することで、SAP HANAスナップショットの確認が行われます。
- 選択肢:
- 質問: SAP HANAのスナップショットが確認されるまで新しいバックアップを開始できない理由は何ですか?
- 選択肢:
A) スナップショットのデータが不安定だから
B) データベースがロックされているから
C) コピーオンライトの処理が完了していないから
D) システムリソースが不足しているから - 回答: C) コピーオンライトの処理が完了していないから
- 解説: コピーオンライトの技術を使用すると、スナップショット準備モードで追加のディスク領域が必要になる場合があり、その処理が完了するまで新しいバックアップは開始できません。
- 選択肢:
- 質問: Linux VMではAzure Backupサービスのどの機能が使用できませんか?
- 選択肢:
A) ファイルとディレクトリのバックアップ
B) VM全体のバックアップ
C) データベースレベルのバックアップ
D) アプリケーション整合性のバックアップ - 回答: D) アプリケーション整合性のバックアップ
- 解説: Linux VMにおいて、Azure BackupサービスではWindowsで利用可能なVSS(ボリュームシャドウコピー)に相当するアプリケーション整合性のバックアップ機能が存在しないため、ファイルレベルのバックアップのみが対応しています。
- 選択肢:
- 質問: Azure BackupでVM全体をバックアップする際の重要な考慮事項は何ですか?
- 選択肢:
A) 高可用性の確保
B) データ整合性の確認
C) ストレージコストの最適化
D) データの復元能力 - 回答: B) データ整合性の確認
- 解説: Azure BackupでVM全体をバックアップする際には、特にLinux VMにおいてファイル整合バックアップのみが可能であり、アプリケーション整合性については別途対策を講じる必要があります。これは、データ整合性を確保するために重要です。
- 選択肢:
- 質問: SAP HANAのバックアップをAzure Backupで行う際、スナップショット後に実行するスクリプトの目的は何ですか?
- 選択肢:
A) データの暗号化
B) バックアップの検証
C) スナップショットの削除
D) パフォーマンスの最適化 - 回答: C) スナップショットの削除
- 解説: Azure BackupでSAP HANAのスナップショットを取得後に実行されるスクリプトは、準備スクリプトによって作成されたスナップショットを削除することが目的です。これにより、システムの整理とリソースの最適化が行われます。
- 選択肢:
- 質問: Azure VMのファイルとフォルダを復元する際に必要なツールは何ですか?
- 選択肢:
A) ダウンロード可能な実行可能ファイル
B) 専用の復元ソフトウェア
C) オンラインデータベースツール
D) クラウドストレージアクセスキー - 回答: A) ダウンロード可能な実行可能ファイル
- 解説: Azure VMからファイルやフォルダを復元する際には、Azure portalからダウンロード可能な実行可能ファイルまたはスクリプトを使用します。このツールは、復旧ポイントにアクセスし、必要なファイルをローカルシステムにコピーするために使用されます。
- 選択肢: